2018年11月16日金曜日

Linux kernel 4.20RC1? RC2?を試したらEXT4がイカれた

https://lingoto.blogspot.com/2017/04/ubuntukernel.html
の手順でLinux 4.20RC1もしくはRC2を導入したら一回は起動したもののシャットダウン時に時間がかかり起動できなくなった。
ファイルシステムのinodeがどうこうというとでfsck.ext4を試した所起動するようになった。
すぐに4.20を削除したが何か重要なファイルが消えていないか心配。

逆に今まで壊れていた部分が表面化しただけなのかもしれないが現状維持で行く。

4.19から問題ありとの報告あり
https://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=EXT4-Linux-4.19-Corruption

4.20導入前は4.19を常用していたが症状が出たのは4.20導入後だった。
現在は4.18を使用中。

原因はMQキューらしい。修正は4.20RC6と4.19.8に入った。
https://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=Linux-4.19-EXT4-Issue-Likely-MQ

2018年10月22日月曜日

Ubuntu 18.10 へのアップグレード失敗と復旧

こいついつもアップグレードに失敗してるな

まずはアップグレードの通知をLTSから一番新しいバージョンに変更
sudo apt dist-upgrade
からアップグレードして放置

画面がキャレットだけになっていた。再起動しても同じ。

リカバリモードで起動
ネットワークを有効に
rootから
sudo apt upgrade
すると
sudo dpkg --configure -a
しろと言われたのでその通りにするも
途中で中断される。何回か同じ手順をやっても解決せず再起動。
今度は普通に起動できる。
再度 sudo dpkg --configure -a するとvlcのパッケージが壊れている模様。たぶんvlcのnightlyなどを導入していたせい。
sudo apt --fix-broken install
しろと言われるのでその通りに
あとは
sudo apt upgrade
で完了。
途中省電力機能でディスプレイの電源が落ちマウスやキーボードを操作しても電源がつかなくなったが
Ctrl+Alt+F?からCtrl+Alt+F7で再度ついた。この症状は現在も継続中。

Xfceの壁紙が青から紫色になったのが気になる。
xfce4-terminalがエスケープシーケンスを解釈しなくなっている
LibreOfficeが起動しないのでdailybuildをいれた。

環境はUbuntu 18.04にxubuntu-desktopを導入した環境からアップグレード
いつもgrubの更新時に設定をデフォルトに変えるか聞かれるもこわいので設定はいつもKeepを選択

使っているうちにデスクトップのメニューの項目が多い場合にスクロールできないことに気づく。

2018年7月14日土曜日

PPAで導入したライブラリが消せなくて困っていた

padoka ppaを導入していたのですが不具合を起こしたのでしばらく前に削除しました。
このとき一般的な削除法方がうまく行かず可能なライブラリのみ手動削除し更新パッケージの取得先URLをリストから削除していたため一部のライブラリはそのまま残っていました。
そしてあるとき apt dist-upgrade を掛けたら XなどのGUIなどを含めごっそり削除されてしまいました。そこでsudo apt install xubuntu-desktopを入れれば解決するだろうと思っていたのですがpadoka ppaの残っていたライブラリが依存関係の邪魔をするようでインストールできません。そこでたどり着いたのが

sudo dpkg -P --force-all libglapi-mesa

です。libglapi-mesaが残っていたライブラリの一例です。dpkg -P --force-allの良いところは依存関係を無視して削除し、apt removeなどとは違って依存関係にある他のライブラリを巻き込んで削除しないところです。

そして再導入するには
apt download パッケージ名
sudo dpkg -i ダウンロードしたファイル名
 で完了です。

2018年4月28日土曜日

Unity 画面端でマウスが止まってしまう

所謂sticky edgeという機能

System settingsのDisplayに設定項目があるもののほんの一時的にしか効かない。


下記のこれも上記の設定と同一のものでうまく行かない。
dconf write /org/compiz/profiles/unity/plugins/unityshell/launcher-capture-mouse false
https://askubuntu.com/questions/192641/how-to-disable-sticky-edges-via-command-line


compiz config settings manager を使うとうまく行った。
https://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1969264

sudo apt install compizconfig-settings-manager
このマネージャを起動してからDesktop > Ubuntu Unity Plugins > Launcher > Edge Stop Velocity を1くらいにしてやればいい。どうやらこの設定と上記の設定が衝突していたようだ。

Ubuntu 18.04へのアップグレード失敗と仮復旧

17.10 から do-release-upgrade -d で更新をかけて再起動すると起動中に gdm3 が再起動の永久ループに陥りました。
仕方ないので text モードで起動し、Ctrl+Alt+F2を何回も押しながら /etc/init.d/gdm3 stop でなんとか gdm を停止させ gdm3 をアンインストール lightdmを使うようにしデスクトップ環境もxubuntuにしました。lightdmからubuntu-desktop環境を使おうとしてもループするので ubuntu-desktop の問題のようです。xubuntuを使用してもいろいろと不具合があります。たとえばグラフィックの描画が遅い、タスクバーのメニューの多くが使用できないなど。
まだまだアップグレードには時期尚早だったようです。

グラフィックの描画が遅い件ですがドライバが認識されていないようです。

 18.04ではドライバ名が取得できていません
$ sudo vainfo
error: XDG_RUNTIME_DIR not set in the environment.
libva info: VA-API version 1.1.0
libva info: va_getDriverName() returns -1
libva error: va_getDriverName() failed with unknown libva error,driver_name=(null)
vaInitialize failed with error code -1 (unknown libva error),exit

追記
inxi -Gでドライバを確認すると読み込みエラーとなっているかmodesettingになっていました。
そこでapt search xserver-xorg-video-intelでインストール状況を確認するとインストールされていませんでした。Padoka PPAを導入しているので大丈夫かと思いこんでいたのですがそれでは駄目だったようです。なので以下のようにintelのドライバをインストールしました。
 sudo apt install xserver-xorg-video-intel

またこれだけではこのドライバを使ってくれないようです。
xorg.confのパスがUbuntu18.04では変わっているようなのでArch Wikiを参考に
以下のファイルに
/etc/X11/xorg.conf.d/20-intel.conf
以下のような内容を記述し再起動しました。
Section "Device"
 Identifier "Intel Graphics"
 Driver "intel"
EndSection

するとinxi -Gでintelドライバが読み込まれているのが確認できました。
$ inxi -G
Graphics: Card: Intel 3rd Gen Core processor Graphics Controller Display Server: x11 (X.Org 1.19.6 ) driver: intel 
~~~
またvainfoも正常にドライバを認識できました。
$ vainfo
libva info: VA-API version 1.1.0
libva info: va_getDriverName() returns 0
libva info: Trying to open /usr/lib/x86_64-linux-gnu/dri/i965_drv_video.so
libva info: Found init function __vaDriverInit_1_1
libva info: va_openDriver() returns 0
vainfo: VA-API version: 1.1 (libva 2.1.0)
vainfo: Driver version: Intel i965 driver for Intel(R) Ivybridge Mobile - 2.1.0
vainfo: Supported profile and entrypoints
      VAProfileMPEG2Simple            :    VAEntrypointVLD
      VAProfileMPEG2Simple            :    VAEntrypointEncSlice
      VAProfileMPEG2Main              :    VAEntrypointVLD
      VAProfileMPEG2Main              :    VAEntrypointEncSlice
      VAProfileH264ConstrainedBaseline:    VAEntrypointVLD
      VAProfileH264ConstrainedBaseline:    VAEntrypointEncSlice
      VAProfileH264Main               :    VAEntrypointVLD
      VAProfileH264Main               :    VAEntrypointEncSlice
      VAProfileH264High               :    VAEntrypointVLD
      VAProfileH264High               :    VAEntrypointEncSlice
      VAProfileH264StereoHigh         :    VAEntrypointVLD
      VAProfileVC1Simple              :    VAEntrypointVLD
      VAProfileVC1Main                :    VAEntrypointVLD
      VAProfileVC1Advanced            :    VAEntrypointVLD
      VAProfileNone                   :    VAEntrypointVideoProc
      VAProfileJPEGBaseline           :    VAEntrypointVLD
あとは動画プレイヤー側で明示的にvaapiを利用するようにすると軽くなりました。vdpauが選択されて使われると遅くなるようです。

Unityセッションについては
sudo apt install unity-session
でインストールできました。しかしディスプレイの設定項目が空になってしまっているので常用にはできなさそうです。Ubuntuセッション(xorg)では大丈夫なんですがこれはこれで入力方式の意味がわからないので辛いです。
Ubuntu Waylandセッションはそもそもログインすら不可でした。


2018年4月24日火曜日

農機具のエンジンが掛からない!自力解決の経緯

久しぶりに使う農機具のエンジンが掛からなくて困るなんてことを毎年のように繰り返していてうんざりしている方も多いかと思います。今回はそのへんについてウダウダと書きたいと思います。
まずガソリンエンジンは燃料系統(キャブレター等)がものすごく詰まりやすいです。しばらくぶりに使う農機具のエンジンが掛からない理由はまずこれでしょう。
今回のエンジンの掛からない農機具も燃料を抜いて保管していたはずですがまずはキャブレターを疑います。分解して清掃するも詰まったような箇所はわかりませんでした。組み立ててエンジンをかけようとするも変化はありませんでした。でもやはり燃料系統が詰まっている可能性が高いはずです。そこで思い出しました。分解しているときにフロートチャンバーケース内に燃料が全く溜まっていなかったことを。燃料コックを開ければフロートチャンバーケースに乍ち燃料が溜まるはずです。燃料コックからは2本のチューブが繋がっていて1本は細く透明でフロートチャンバーケースに繋がっています。こちらは詰まっている様子はありません。もう片方はキャブレター横に繋がっていて太くて黒いチューブです。こちらを外して燃料コックを開けると燃料が溢れてきません。原因はこれですね。細くて透明なチューブの方は余った燃料を戻す用でしょうか、燃料供給とは関係ないようです。太いチューブ自体に詰まりはありませんでした。つまり燃料コックからこのチューブをつなげるために伸びている管がつまっているのです。早速爪楊枝で管を掃除してから燃料コックを開いてみると噴水のように燃料が溢れ出ました。成功です。分解した部分を組み立ててエンジンを掛けてみました。するとあっさりとエンジンがかかりました。この農機具の場合チョークを閉じすぎるとエンジンが掛かりにくい特性があるみたいでチョークの引きを半分くらいにすると驚くほど簡単にエンジンがかかります。エンジンってこんなに簡単に掛かるものだっけとびっくりしてしまいました。

長期間使わないときはキャブレター内の燃料を捨て、残った燃料を抜き取りましょう。エンジンが動かなくなったときの手間、費用、時間、ストレスを考えると燃料を捨てるほうが断然コストが安いです。

参考になったサイト
農業機械の簡単メンテナンス フロート式キャブレター
農機具フロート式キャブレターのオーバーホール(解説)

2018年2月6日火曜日

bashの履歴を扱いやすくする

~/.bashrc に以下の行を追加すると先頭スペースのコマンドを記録しない、かつ全ての重複する履歴を削除できる。
HISTCONTROL=ignoreboth:erasedups

ignoreboth は ignorespace と ignoredups の両方を指定している。
ignoredups と erasedups の違いは ignoredups が連続する同じコマンドを記録しないだけなのに対し、erasedups は 過去の全ての同じコマンドを削除することができる。

普段よく使うショートカットは
Ctrl + r の過去のコマンド履歴検索
Ctrl + u のカーソルより前の文字列を消去
Ctrl + k のカーソルから後ろの文字列を消去
Ctrl + a 先頭へカーソル移動
Ctrl + e 末尾へカーソル移動