2016年8月27日土曜日

最新のMesaでUbuntuを更に快適に

Phoronixの記事に最新のMesaが紹介されていたので試してみました。

padokaさんが配布されており簡単に試すことができます。
sudo add-apt-repository ppa:paulo-miguel-dias/mesa
sudo apt-get update
これで更新が自動的に入ります。

さて感想ですが明らかに体感速度が向上しておりかなりおすすめです。素晴らしいです。

またこれとは別にKernel(intelのツリー)も最新版を導入しているのですがカーネル単体だと速度変化は体感できていません。

追記:あまり安定しておらずおすすめしかねます。

2016年8月14日日曜日

Linuxの常識 (Windowsとの違い)


/がルートフォルダ。 C:\みたいな感じ。
Linuxインストール時には/とswap用のパーティションを個別に作るのが普通
メモリが潤沢にあるならswapはなくても良い。
ファイルシステムはEXT4が標準的。Ubuntuなら後からNTFSも扱えるため移行も楽。
パスの区切りが/。
ディスクなどのデバイス自体は /dev/sdaや/dev/sdbなど。HDD、SSD、USBメモリなど
パーティションで区切られた部分は/dev/sda1や/dev/sda2など。C:\やD:\などに相当
パーティションを使用するときはマウントという操作を行う必要がある。
例えば/dev/sdb1を/media/memorystickなどに結びつける。GUIのファイラーを使えば自動でマウントされるのが普通。

ユーザーのフォルダは/home/ユーザー名/。 C:\Users\ユーザー名\に相当
このフォルダは~で表される。~/Documentsは /home/ユーザー名/Documentsに等しい。
隠しフォルダは . で始まる名前。
アプリケーションの設定ファイルなどは ~/.アプリ名などにあることが多い。
/ フォルダなどのファイルを変更するには管理者権限が必要なのでGUIファイラーも管理者権限で起動する必要がある。


アプリケーションの設定は メニューの編集(Edit) > 設定(Preferences)にあるのが普通。
アプリケーションのファイルの拡張子は付いていないことが普通。 firefoxがfirefox.exeに相当
テキストファイルもREADMEなど拡張子が付いていないことが多い。
アプリによってはマウスの中クリックがコピペに割り当てられていることがある。

Windowsのコマンドプロンプトに相当するのが端末(Terminal)でよく使うことになる。
Terminalの中身がBashと呼ばれるもの。
Terminalなどはコピーが Ctrl+Shift+C で貼り付けが Ctrl+Shift+V に割り当てられている。
Ctrl+Cは実行中のプログラムへ停止信号を送るのに使われる。
Ctrl+Rで過去のコマンドの履歴を検索できる。
Ctrl+Uでキャレットより前のコマンドを削除
Ctrl+Kでキャレットより後のコマンドを削除

コマンドには管理者権限が必要なものがあるので必要に応じてsudoを使う。
Bashのコマンドをまとめたスクリプトファイルの拡張子は.shが普通。
スクリプトファイルを実行するにはまず権限を付与することが必要になる。 chmod +x スクリプト
そして実行する際は./スクリプト.shなどとして ./ でカレントフォルダのファイルであることを明示する必要がある。
Linuxの文字コードはUTF-8が普通。昔はEUC-JPが普通だった。
改行はLFのみが普通。

アプリケーションは大量にパッケージ化されており、Windowsのように手動でダウンロード、解凍、インストールすると言った手間は普通いらない。
インストールはUbuntu系ならapt search アプリ名 で正式なパッケージ名を検索してから
sudo apt install パッケージ名 でインストールできる。
UbuntuのUbuntu SoftwareからGUIでメジャーなアプリをインストールすることもできる。

以下プログラマ向けの話
aptなどから導入したライブラリなどは /usr/include にヘッダファイル、 /usr/lib などにライブラリファイルが導入されることが多く、自分でビルドしてインストールされたものは /usr/local/include 、 /usr/local/lib などに導入される場合が多い。